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おはようございます!ひっそりとまったりと、あのサイクリストの祭典への参戦が決定致しました!不肖、稲垣でございます。

ロードバイクの楽しみ方はサイクリストの数だけあるのですが、「どうせやるならレースまで」というのも真理かもしれません。そんな皆様からビギナーさんまで、知っておいて頂けると面白い。お節介な企画第三回はロードバイクの完成車価格を決定する要素でもあります、コンポーネントセットのお話であります。またも長文になりそうですが、よろしくお付き合い下さい。


シマノの総合カタログより コンポーネントセットの一例

コンポ







① 「そもそもコンポーネントセットって何だっけ?」

コンポーネントセット、略して「コンポ」とも言われます。メーカーによっては「グループセット」とも言われます。自転車を構成する部品の中で操作系、駆動系、制動系をなす部品群のことを指します。簡単に言えば、自転車からフレームセットとタイヤ周りとハンドル周りとサドル周りを除いて、残った細かい部品達のことです。

主要な操作系部品であるデュアコントロールレバー、制動系部品を成すブレーキセット、駆動系部品の、クランクセット、カセットスプロケット、チェーン、変速機などで構成されています。

現在、日本のシマノ、イタリアのカンパニョーロ、アメリカのスラムの3社が主要なコンポーネントセットのメーカーとなっており、「コンポ3大ブランド」を形成しています。

各社とも5~6種類のコンポーネントセットを販売しており、競技用の高級品からビギナーさんが買いやすい廉価品までグレード分けされています。


シマノのSTIレバー(デュアルコントロールレバー)の例 グレード毎に形に違いがある

ティアグラ









ソラ









② 「コンポのグレードって実際どうなってるの?」

シマノのロードバイク用コンポーネントセット達を例に挙げてお話させて頂くと、以下のようなグレード分けになっています。

2016年型 シマノロード用コンポ(価格順)

9000系 デュラエース(プロ競技向け)
           ↑
6800系 アルテグラ(競技向け)
           ↑
5800系 105(ミドルグレード)
           ↑
4700系 ティアグラ(高級普及モデル)
           ↑
3500系 ソラ(廉価版普及モデル)
           ↑
2400系 クラリス(廉価版普及モデル)


グレード毎の違いは動作精度、耐久性、軽さの3点で、高級な物になる程ブレーキや変速機が滑らかで精密に機能し、軽いということになります。シマノの場合は特に上位機種のデュラエースとアルテグラが自転車競技の現場での使用を前提に作られており、秀逸な動作制度と耐久性を発揮します。

それもあって、「乗り手の基礎体力に応じたコンポ選びができる」と解釈しても差し支えありません。

スポーツ用自転車、特にロードバイクを完成車で購入する場合、価格の決まり手が組み付けられているコンポーネントセットのグレードになることも多いです。

しかしながら、こうしたグレード分けには実際に使ってみないと分からない使用感の違いといった数値化できない性能が多く反映されています。高価な製品は高性能で廉価なものは劣悪な性能といった単純な話にはあまりなっていません。

コンポーネントのグレードのミソは低グレードの物が価格とイメージ以上に優秀ということです。

サイクリストそれぞれの懐事情に応じて製品を選べる所にグレード分けの意義があります。


シマノのハイエンドモデル デュラエースのSTIレバー カバーに使われている合成樹脂が特製で滑りにくい これは数値化できない性能

デュラ









③ 「最近流行の電動変速ってそんなに良いの?」

言わずもがな、我が国日本は工業製品大国であります。自動車から白物家電まで枚挙に暇がありませんが、そうした技術でロードバイクをもっと楽しく…という時代がやって来ております。

シマノから「Di2」というブランド名で発売されております。ロードバイクの変速機を小型の電池モーターで作動させるようにしたコンポーネントセットで、従来のシフトワイヤーを用いた機構では不可能だった変速の早さと精度を実現させました。同様のものが、カンパニョーロからは「EPS」、スラムからは「e Tap」というブランド名で発売されています。ここ2~3年で定着した感があります。

従来の変速機との違いをまとめると…

・自転車競技においては「テクニックのひとつ」とされていた自転車の変速動作がボタン操作ひとつだけのワンタッチに サイクリストのテクニックにもメカニックの整備技術にも左右されずに最善の変速精度を実現

・自転車で最も傷みやすい消耗品であるシフトワイヤーを必要としない機構 限定的ながらメンテナンスフリーを実現

・シフトワイヤーが要らなくなったことでフレームに組み付けるワイヤー配線の簡略化が可能に 自転車の見た目をスッキリしたスマートなものにできる


これら主だったメリットだけを考慮しても価値ある技術革新と言えるでしょう。我々アマチュアサイクリストの「自転車で走る楽しさ」をに貢献してくれる機材です。自転車の仕事をする者としても「そんなに良いの?」と聞かれたら「ホントに良いです」とお答えできる製品です。

ただ、唯一のデメリットとしては精密電子機器を用いているため、転倒などで破損した際の応急修理が難しいという一面があります。そのせいでプロ自転車競技の現場では使用をためらう声もあり、スイスのスパルタ戦士やんちゃなナイト様といった「実はDi2嫌いなんだよネ…」と表明するトップアスリートもいます。

好みの問題はあれど、電動変速の意義は「使用感の軽快さ」であります。一定の保守管理(電池のマメな充電など)をした上で使用であれば十分に魅力的な機材です。ロードバイクの数値化できる性能や価格は理屈で何とでも言えますが、「機械を扱う楽しさ」は理屈ではありません。


アルテグラと105はSTIレバーの形状が基本的にデュラエースと共通 コストパフォーマンスは高い

アルテグラ









105









④ 「結局、賢いコンポーネントセット選びってあるの?」

前述の通り、低価格の製品が劣悪というものではありません。まずは予算に応じて選んでみる。使ってみて不満があればその部分をカスタマイズ。がお勧めの選び方になります。

ミドルグレードのコンポーネントセットを買ってみて、使ってみてもっと良い物が欲しいと思った部品だけグレードアップ。そうした「混合セット」化も使い方としてはアリです。同メーカー、同規格の製品であればグレードまたぎの組み合わせも可能です。

好きになれる機材、納得して投資できる機材を選ぶことができたなら、それは満足できる買い物ではないでしょうか。



以上、私がお話できる範囲でコンポーネントセットについてのウンチクを展開させて頂きました。長文にお付き合い頂きありがとうございます。

やはりコンポのことが少し分かっても自転車選びが変わるかというと、そうでもないと思います。お馴染みの「そういう目で見ると自転車の部品は面白い」くらいの参考情報としてご活用下さい。

今回コンポーネントセットの話をさせて頂いたということは、あのメーカーにも触れておかないと…というのがこの仕事をする上での姿勢というものです。という訳で、ビギナーさんを応援したいお節介な企画、次回はイタリアのアレを紹介させて頂こうと思います。

当店では以前から取り扱っていたのですが、情報発信はあまりできていませんでした。なのでシマノやスラムにはない特徴や独自の魅力に触れていきたいと思います。本ブログのタグ、「ビギナーさんに耳より情報」にご期待下さい。



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2016.02.10 | ビギナーさんに耳より情報 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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